1966-07-28 第52回国会 衆議院 石炭対策特別委員会 第3号
最近赤池炭鉱が第二会社になってつぶしました。もう方城なんかもあとかたもなくなってしまった、こういう形になってきたわけです。したがってそこには、炭住に人が住んでいないんじゃなくて人は住んでいらっしゃる。そうすると、いざ鎌倉というときには医療の受け入れ態勢がない。市立の病院、町立の病院は満員でベッドがあいていない。
最近赤池炭鉱が第二会社になってつぶしました。もう方城なんかもあとかたもなくなってしまった、こういう形になってきたわけです。したがってそこには、炭住に人が住んでいないんじゃなくて人は住んでいらっしゃる。そうすると、いざ鎌倉というときには医療の受け入れ態勢がない。市立の病院、町立の病院は満員でベッドがあいていない。
といいますのは、日炭高松炭鉱が経理審査会の審査を経て企業の縮小に乗り出しておるわけですから、その整備資金、さらに、明治鉱業の再建についても赤池炭鉱等の閉山がございます。ですから、当然整備資金が枯渇するという問題がある。この財投の問題はどう考えておられるか。これは通産大臣並びに大蔵省からお聞きいたしたい。 さらに、買い上げ交付金ですが、すでにこれも財源を高松炭鉱等の問題で食っておると思う。
たとえば今度明治鉱業の赤池炭鉱が経理上の問題で閉山をして新会社になっていくわけですね。こういう問題についても、新会社ならば石炭を掘れるけれども、いままでの明治なり三池、三井というような大手の炭鉱では掘れないのだ、しかし新会社になったら労務費その他が切り下げられるからやっていけるのだという形ではもはやだめであるということを、過去の災害が証明をしておるわけです。
最近のガス爆発の発生は、御承知の通り、枚挙にいとまがないほど続発しておりまして、近年の一例を取り上げてみましても、茂尻炭鉱で一瞬にして六十名が犠牲者となり、あるいは太平洋炭鉱の三十九名とか、あるいはまた、大夕張炭鉱の六名、三井田川炭鉱の十二名、住友赤平炭鉱の十八名、あるいは明治赤池炭鉱の十七名というように、次から次へと大きな犠牲者が出ておるわけであります。
赤池炭鉱におきましては、再度にわたって大きな災害を出しておる。さらにまた最近では、やはり同じ貝島系統の大辻炭鉱でもガス爆発がありました。続いて大之浦炭鉱の今次の爆発になって現われたのですが、十大災害のうちで、ガス爆発で死んでおるのは、大体四三%程度死んでおる。これはあなたの方の統計によりますと、そういう統計が出ておる。しかも、一回そういう事件がありますと、罹災者は十三人程度の罹災者がある。
続いて同月の九日、福岡県の田川郡におきまして、赤池炭鉱のガス突出による被災者三十名のうち十一名が死亡いたしております。さらに十五日に同じく田川で真岡炭鉱のガス燃焼によりまして四名の被災者を出し、そのうち一名死亡、同じく二十九日に福岡県の宗像郡大和炭鉱のガス爆発によりまして二名の即死者を出しております。
私が調査をして北海道から戻ってくるやいなや、その日の新聞は、福岡県の明治鉱業赤池炭鉱で十一名の労働者がガス噴出によって死亡したことを報じておりました。昭和二十八年を底にして、その後再び災害が多くなるような形勢にあります。私は皆さんの御協力を得て炭鉱労働者が安心して仕事に励めるような労働環境を作りたいと願うのであります。委員会においても特にこの問題を御研究願いたいと思います。
○鉱山保安局長正木崇君 赤池炭鉱のガスの吐出事件は、さっそく係官を福岡からも、また東京からも現場に派遣いたしまして、目下調査中でありますので、その調査を待たなければ正確なことは申し上げかねますけれども、ただいまのところは、たまりましたガスの吐出事故によりまして、埋没並びに窒息というような犠牲者を出したものと考えられます。
○多賀谷真稔君 具体的な問題はあまりここではまだはっきりしておりませんので、私これ以上追及いたしたくないと思いますが、昨日九州の福岡の赤池炭鉱でガス吐出があったように聞くわけです。私、昭和二十六年の七名の死亡いたしました爆発事件にも、実は弔詞を読みに行ったのですが、またその山で爆発があったということを聞きまして、非常に感慨無量なものを感ずるわけです。
更に赤池炭鉱の発電所附近の部落の陷沒地帶、及び今申しましたようなやはり排水ポンプを据えて排水しておりますところの現況を見たのであります。
先ず九州の赤池炭鉱の天野さんにお話を伺うことになつておりましたのですが、同氏が御都合で御出席できませんので、北海道大夕張炭鉱の生産部長畠山正隆さんにお話を伺うことにいたします。